ハワイ島3 ワイピオ渓谷
ハワイ島での旅の記録の続きです☆
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半分ウトウト半分思考グルグルしながら
目をつぶっていると、
同室のTmちゃんが起きて
テラスのドアを開ける音がしました。
目を開けると夜明けがはじまっていました。
空がかがやきはじめています。
テラスに出ると
世界はオレンジ色！
久しぶりに早朝を味わいました。
木々の隙間から朝日の光を眺めることが出来ました。
心はゴロゴロでも
ハワイの朝日を浴びれる幸せ。
オレンジ色に包まれてあったかい
ありがたいひとときでした。
ハワイに歓迎されていない気がしていた私ですが
これを見れたのはTmちゃんのおかげもあるけれど
歓迎されてない人がこれを見れるはずはないよね、、、
と思いました。
今日は快晴！🌞！
朝食を食べに行くと
ホテルの庭に面したテラスでみんな食べていました！
素敵！！
朝早く
日差しも柔らかで
爽やかな風が吹いて
鳥の声がして
これ以上快適な朝食はないです〜😙
朝食後ロビーに集合して
今日はワイピオ渓谷に向かいます！
ツアーの車に乗り
お馴染みの溶岩の大地を抜けると、、、
徐々に降水量が多いという地域になっていきます。
今日は快晴なのですが、
溶岩から徐々に広大な草原になっていくことで
普段は雨が降るんだなぁということが
解るのが面白いです。
そして徐々に降水量は増えていくらしく
緑は濃く
背の高い木々が目立ち始めました
木々は南国のものでも、懐かしい感覚で、
ホッとします。
溶岩の大地からチラホラ植物が生まれだし、
草原になり、木々が生え、ジャングルに
ちょっとしたタイムマシン感覚です。
映画で有名になったホノカアの街も通過しました。
人里にも安心感があります。
普段は人の多いところや人の気配には
うんざりしがちですが、
圧倒的なハワイ島の自然の中で
身の置き所がなかったであろうこの時の私は、
ホノカアの街の生活の気配に
かなりホッとしました。
ワイピオ渓谷へ向かう
ツアー用の車に乗り換えるため
ターミナルがわりになっている
ショップに到着しました。
外に出ると、暑いー！
ショップの近くに野生のライチがなっていて、
Tさんがみんなの分を収穫してくれました！
野生のライチは甘いというより、
エネルギーがギュと詰まってる
野生味溢れる味と食感。
果肉より種の部分が大きい！
命を次に繋ぐために実はなるのだということを
改めて実感できます。
そして今度はガイドさんが食べられるお花を
取ってくれました！
これはこのまま花は開かないそうです。
食べた感触は、花びらはシャキッと
中身の額やらはネバっとしてて、
野菜を食べてる感覚に近いです。
しばらくして到着した
ゴツいツアーの車でワイピオ渓谷へ！
思った以上の急勾配で舗装されてない
凸凹道を車は下っていきます。
ハートの強い人でないと運転はキツそう。
かなりワイルドです。
見晴らしの良いところへ出たかと思うと
目の前にワイピオ渓谷の全景がひろがっていました。
なんというのか
ターザンのような？？自由で自然と兄弟！
なエネルギーがジャングルの中を
行きかうのを感じて
こみあげてきて
大号泣がはじまりました。
これだけ泣けば
いつもはスッキリするのですが
胸のゴロゴロはとれず、、、
渓谷の奥には住居も見えます。
水道も電気もガスもないですが、
ここに住むことを選択した人がいるそうです。
坂を下りきった所で車を降り
林を少し歩きました
林をぬけると
海が見えてきました
黒い砂浜の海
海の色も紺色で
こんな様相の海は初めてでした。
ちょっと威厳があるというか
畏怖の念がこみ上げてきました。
波にも強さを感じました。
独特の怖さがあります。
泳ぐのには勇気がいる感じです。
足を海つけて
波打ち際で波の高さに怯えながら
波を待つときのドキドキ感と
超えてみたらなんてことない
超える時の楽しさ
ちょっと濡れようがへっちゃらなのに
でもやっぱり次の波は怖い
人生の縮図のようだと思っていました。
Fちゃんが
「あなたも撮りなさいよ！」
と呼ぶので行ってみると
みんなでジャンプの写真を撮りあいっこしてました。
見せてもらったらコマ撮りで素敵に撮れてる！
私も撮ってもらったのですが
ジャンプ力が皆無の私は自信なかったのと
コツがわからず、
固い、、、
Fちゃんに
「足と手を広げるのよ！」とコツを教わり
まだちょっと固いけどこんな感じに撮れました😅
浜辺の木陰にてランチをしました。
ガイドさんが用意してくれた
ロコモコをいただきました！
でも二口くらいで胸がいっぱいで
お腹がいっぱいになってしまい、、、
残したものをもったいないからと、
ガイドさんが食べてくれました。
ありがたい😢
心のゴロゴロはつづいていたので
ずっと海に向かって立ってました。
何とかしてこのゴロゴロをとりたいという思い、
そして波の音が大きくて聞こえなそうだったので、
モアナの「どこまでも」を歌いました。
しばらく歌っていると
Tさんから声をかけられました。
木陰に集まるようにとのこと。
そこで
TAさんを通してワイピオ渓谷のエネルギーからの
メッセージをそれぞれにいただきました。
それはハワイのモチーフにたとえた
メッセージでした。
私へのメッセージは、、、
ハワイの「こけし」のようなものに
例えられました。
生きてない。
生命を注がれるのを待ってる。
蘇りたいとハートが言ってる。
枯れる前に海に入って生命を注ぎなさい。
レイが５つくらいいる。
というメッセージでした、、、
キビしいメッセージだと感じました。
他の人とのメッセージも聞いていたので
また私だけキビしいメッセージか、、、
と劣等感も感じてかなりこたえました。
（この時はそこまで思いを巡らす余裕がなかったのですが、
この心の、ゴロゴロをどうにかしたいという私の望みに
ワイピオのエネルギーが答えてメッセージをくれたのです。
浄化のエネルギーを、ただただ注いでいてくれたのです。
全ては愛でした。それを思うと今でも泣けてきます。）
ただその時のは私は
心のゴロゴロが
ゴロゴロどころではなくなって
もう嫌だなと、、、
（もうリタイヤして宇宙に帰りたいと
良く嘆くヘタレな私ですが、、、）
もういいから全部終わりでもいい、
と微かによぎりました。
TAさんに
それを聞いて何をしますか？？
と質問されました
私は投げ出したいと思っているときに
どうするか？？という前向きな質問に
本当にどうしていいかわからなかったので
返答につまると、、
どうするか考えてみなさい。
とTAさんに言われました。
私はここまででも頑張って
這い上がってきたつもりだったので
私はまだ生きれてないんだ、、、と
かなりショックでどうしたらいいか
本当にわからず、、、
愕然としていました。
帰りも木々のなかをトボトボ歩いて、、、
歩きながら
ターラさんから
色々なヒントをもらいました。
ここにあるもの全てが生きてるから
疎外感があるのだと。
このままだとハミ子になる。
と言われました。
ハミ子、のけもの、、、
悲しい表現ですが
確かにその通りです。
また、私が100%生きてないのではなく
（そういう極端な捉え方の
自己全否定ぐせがあります）
多く見積もってあと20%の部分を乗り越える
チャンスだと思いなさいとそう言われました。
心が少し軽くなりました。
その後
コーディネーターのTさんからも
ハートを開いて、
どんどん開いていかないと
ついてこれなくなる
と言われました。
これは凄いヒントでしたが
また落ち込みました。
このツアーのなかで
自分がヒドい劣等生だと思いました。
もと来た急な坂の下に着き、
皆で迎えの車を待つっていました。
が、なかなかきません。
ガイドさんが連絡すると
しばらく待っても来なかったので
次のツアーが間に合わないから
出てしまったとか、、、
別の車を向かわせるとのことでしたが
何処からいつ来るか全くわからず、、、
しばらくしてガイドさんがヒッチハイクを
した方が速いという話になりました。
暫く待っていると
メチャクチャ揺れてる、イカツイ男2人が
運転席と助手席に乗った荷台のある
ゴツい車が来ました。
ガイドさんが動き出したので
え、、、このデンジャラスそうな男達の車に
ヒッチハイク、、、？
と思いましたが、
さすが現地のガイドさん、
なんなくヒッチハイクに成功し、、、
さあ乗ってください！
とガイドさんが言いましたが、
遠慮やらなにやらで、少しみんなの間が空き
まず最初のペンギンとして
モタモタしててもしょーがねー
とばかりにFちゃんが、
荷台に乗り込みました（笑）
私は先ほどのショックで
頭がぼんやりしていたのもあって、、、
その後に続きました。
コーディネーターのTさんを含めた
ツアーのメンバーの半分を乗せて
車は走り出しました。
イカツイ車は荷台も多少乱雑でした、、笑
急勾配を一気に登っていくと
多分ワザと揺れるようにカスタムされた車は
上下左右に揺れ、
みんなでキャーキャーいいながら進みます。
落ち込んでいた私も
叫び笑わずにはいられませんでした。
先頭の方に乗っていた私は
どんどん後方にズレ落ち、
後ろに乗ってるTmちゃんに迫っていきます。
Tmちゃんのおしりの横に
食べかけの弁当があるらしく、、
潰れたら最後！
私は必死で棒につかまりながら
腕がつらい！！！
もう無理〜！！！とか思いつつも
正直、、、
凄〜く、楽しかったです！！
眼下にはワイピオのジャングル！！！
揺れまくる汚めの車！！
まさにワイルド！！！
夢の国ディズニーランドのアトラクション
以上の興奮をリアルで味わえるとは！！笑
段々コツをつかんで乗り慣れてくる頃に
展望台に到着しました。
もっと乗ってたい、、と思いつつ
Fちゃんがガイドさんからもらったチップを
ゴツいイケメンたち
（いい人とわかるとイケメンに見えた）に渡し
感謝を告げ
先ほどのターミナルのショップまで歩くことに。
看板の通りに歩いていたのですが
車通りのない田舎道にみな不安になります。
てりつける太陽
コーケコーッコー！
と鳴きだす小屋の巨大なニワトリ。
Fちゃんが
不安をかき消すかのように
「楽しい！めっちゃハワイ時間〜！」
と言いました。
確かに、、、
楽しい！！！
炎天下の中ローカルなハワイ島の
田舎道を彷徨う旅人。
これぞ旅の醍醐味だと思いました。
もちろん
コーディネーターTさんは責任を感じるだろうし
大変なのですが、、、
申し訳無いけど楽しかったです！😁！
コントロールして安全に計画通りにが
モットーだったんですが、、、
イレギュラーがハプニングが
わたし好きなのかも、、、
急に元気になってる、、、笑
とふと感じた瞬間でした。
生きるとは、、、
出ない答えの糸口を見つけた気がしました。
心なしかハワイの空や木々が近くに感じました。
みんなで不安にかられつつ、（楽しみつつ）
道を歩いていると、
私たちの後でヒッチハイクした
他のメンバーを乗せた車が通って行きました。
道は合っていたようです！
そしてその車はなんか綺麗で
乗り心地よさそうだった（笑）
私はあのワイルドな車でショック療法を
受けられたようです！
メソメソするな〜！Aloha！！👊
てな感じに！！
無事ショップにみんな集まり
次はアカカの滝を目指しました。
アカカの滝を見るためには
密林の中の遊歩道をしばらく歩きます。
ジャングルの中を歩くのは楽しい
みずみずしくて
いろんな植物と出会えて
アカカの滝
アカカの滝の後は
ヒロの街に行き
クッキーで有名な
アイランドキャンディーズの店に寄りました。
そこで試飲したコナコーヒーが美味しかった！
軽くて優しくてでもうまみのある
水みたいにのんじゃいそうなコーヒーでした！！
購入して毎日飲んでたから
もうなくなりましたが
本当に美味しいんです！！！
ヒロからマウナラニへの帰路
途中濃霧の立ち込める高原を通りました。
ハワイは気候があると言われるほど、
島内で様々な気象を体験できるので、
ハワイ大学でも気象を研究する学科があるとか！
気象の研究楽しそう！！
ガイドさんがこの高原の景色も
何万年もかけて出来上がった自然なもの、
と言っていて
手の入っていない自然のままの
だだっ広い大地って日本にはないので
自然とは木々生い茂る潤いのある所
という思い込みがあることにきづきました。
草原や、溶岩のこのひたすら広い大地も
自然なんだと
当たり前ですけど
感じていると
その自然の多様性に
その中にいられることに
喜び、嬉しさを感じました。
ツアーを終え
コーディネーターTさんが目をつけていた
自然食のレストランで夕食をとりました。
サンドイッチとヌードルが
めちゃめちゃ美味しかった！！
日本にも出来ないだろうか、、、
ホテルに戻ると
次は今晩2時からのマウナケアツアーに向けて
早めに就寝しました。
でも相変わらず眠れません。
眠れないと思考グルグルになるし
不安も押し寄せてきます。
随分みてない満点の星空曇っていたら、、、？
こういった私の状態が今後を左右する
要因になると感じました。
みんなに迷惑を、、とかそんな綺麗事はいい！！
私は絶対に満点の星空と朝日を自分に見せてあげるんだ！！
と強く思いました。
眠れないので
テラスに出てみると十分に綺麗な星空が広がっていました。
もっと凄いのをみるんだ！！
と思いながら
テラスのチェアに目をつぶりながら横になりました。
風を感じながら
波の音を聞いていると
相変わらず心はゴロゴロでも、
そこにあるすべてが私の中に浸透してきて
同化してる、溶けてる？？
感じがして心地よかったです。
初日に海辺のハンモックで横になったのですが。
目をつぶって風に吹かれたのが
至福のひとときだったことを思い出しました。
私、外で寝るの好きだなぁ。。。
とちょっとした発見をしました。
つづく
